TVアニメ『BLUE REFLECTION RAY/澪』

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2021年8月14日 12:00 PMお知らせ

山田仁菜役・玉城仁菜さんと駒川 詩役・田辺留依さんによるオフィシャルインタビュー第一弾が到着

最初は陽桜莉たちとは敵対し、フラグメントを奪い取ることを目的としたルージュリフレクター側のバディだった山田仁菜役・玉城仁菜さんと駒川 詩役・田辺留依さんのお2人に、第1クールを振り返ってみた感想や第2クールの注目ポイント、そして『BLUE REFLECTION RAY/澪』の魅力について語っていただきました。ぜひご覧ください。

――改めて、第1クールを振り返ってみていかがですか?

玉城 第6話でティッシュを食べる仁菜は印象に残っていますね……。ツイッターでもつぶやいたのですが、実際に口に含んでみたら、なんとも言えない気持ちになりました。そんなものを食べなきゃいけないところまでいってしまう彼女が切ないな、と……。私はいま実際にルームシェアをしているのですが、一緒に住んでいる子が、この6話みたいにある日突然違う子になっていたら怖いな、と思います(苦笑)。あとは、百さんが美弦とのバディとしての気持ちを思い出して、本格的に変身するところです。変身シーンが出てきたときは感動しました。

田辺 「詩は元々変わった子なのかな?」と思っていたのですが、きっかけがあって今の性格になったという事が描かれていて驚きました。詩の立場で物語を見ると、仁菜の過去が語られるシーンはやっぱり胸を打たれました。毎回続きが気になる終わり方をするのも心憎いな、と(笑)。

――第12話の後に放送された“特別編”では、前半を陽桜莉と瑠夏、後半を仁菜と詩が担当しました。

玉城 あれはすごかったですね……(笑)。

田辺 演じていて、いつも以上に楽しかったです!

――ここまでで、おふたりの演じたキャラクターが成長したと思えるようなところはありますか?

玉城 仁菜は美弦お姉さまを慕いながら、その理想をかなえるための強さを求めていて、お姉さまに着いて行くのかどうかの選択を求められ、最終的に「お姉さまへの想いは本物だったんだ」ということにも気付くのですが、その心の動きが思春期ならではの成長スピードだな、と思いました。変わっていないようで、実はすごく変わったのが仁菜だと思います。

田辺 詩自身はあまり変わっていないと思うのですが「仁菜に付き添っていくのかな?」と思いきや、あっさり離れてしまい、今度は紫乃や美弦側に回ったり。行動を見て、人への執着があまりないように感じました。彼女の立ち位置が私自身、とても気になりますね。

――第2クールで注目してほしいところは?

玉城 仁菜は、とあることがきっかけで陽桜莉たちと衣食住をともにすることになるのですが、彼女にも心境の変化があり、さらに成長していくことになります。「人間らしい仁菜」に注目してください!

田辺 「詩は誰の味方なんだろう?」というのが、今後の展開で一番気になるところです。紫乃や美弦に対しても、そこまで固執しているように見えなかったり。彼女の身の振り方について、ご注目いただきたいですね。

――第2クール早々に登場した新キャラクター、橘 涼楓、皇 亜未琉についての所感をお願いします。

玉城 涼楓はすごいインパクトのある子です。初対面で瑠夏のことを「小鹿ちゃん」と呼んでいましたから(笑)。背も高いし、学校の先輩にこんな人がいたら、惚れてしまいそうです……。出てくる言葉もすごくカッコいいですし、それでいて、女性らしい悩みも抱えていたりするんですよね。そんな彼女が物語にどう関わっていくのか、すごく楽しみです!

田辺 亜未琉はストレートに「かわいい!」と思えるのですが、涼楓も含めて、ちょっと不安げな表情をしているんですよね。バスのなかで寄り添っているシーンも、何かしらを抱えているからこその描写なのかな、と深読みをしてしまいました。

――第2クールで、とくに注目のキャラクターは?

玉城 都は、仁菜と一緒に暮らすことになった際、最初は拒絶するのですが、「ご飯を食べた分、働きなさい」と遠回しにだけど受け入れようとしてくれるところがすごく優しいな、と思いました。都自身も陽桜莉たちと出会うことによって成長しているのを感じますし「いいな」と思えるシーンがたくさんあります。

田辺 紫乃ですね。みなさんのなかでも「謎多きキャラクター」として認知されているのではないかと思いますし、ついに彼女の秘密が明かされるのではないかと期待しています!

――改めて、『BLUE REFLECTION RAY/澪』の魅力を教えてください。

玉城 少女たちの想いを巡る物語設定がいいですよね。思春期独特の悩みを抱えているなかで、衝突したり寄り添いあったりするのはとてもエネルギーが必要だと思うんです。私が考える「青春」を、作品からこれでもかと感じます。「想い」は具現化しづらいものだと思いますが、誰にでもあるものだし、くっついたり離れたりすること自体が人生なのかな、と考えるようになりました。

田辺 「想い」というものは本当に深いんだな、というのを感じさせてくれる作品で、みんな自分たちの想いを持って戦っているんですよね。みなさんもその気持ちをぜひ感じていただきたいですし、私も作品の魅力を伝えられるように演じていきます。

――最後に、メッセージをお願いします。

玉城 登場人物たちの過去が明らかになったり、陽桜莉たちが戦いに身を投じたり、毎回見逃せない展開が続きます。そんななかで、相手を尊重しつつ、自分を尊重しつつという、心の交流も楽しんでいただきたいです。

田辺 これから怒涛の展開が待っていると思いますが、「想い」というキーワードを頭に入れながら物語を堪能していただきつつ、そんななかで、詩のことも気にかけてもらえるとうれしいです!

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